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戸塚カントリー倶楽部 ハウスキャディ研修会レポート




森本真祐プロキャディ(日本プロキャディ協会 代表理事)と原田香理プロによる6月に戸塚CCで開催される資生堂レディスオープンに向けての戸塚CC杯スキャディ研修会に参加してきました。約50名のハウスキャディが知識やスキルを積極的に身につけようとする研修会の様子をレポートします。



研修は「座学」とコースに出ての「屋外講習」です。


座学では、ハウスキャディからの質問に対して、森本プロキャディがキャディの目線で、そして原田香理プロが選手の立場から答える「質疑応答」の形式で行われました。


プロをサポートする為の技術や立ち振る舞い、トーナメントならではの配慮についてはもちろんですが、1打を争うプロに帯同する不安や緊張、どのような声かけをしたら良いか自信がない等、気持ちの部分での質問や相談も多くあった印象です。


「戸塚CCを知り尽くしたハウスキャディだからこそ、選手はハウスキャディをとても頼りにしている」「選手にとって帯同キャディは仲間だという気持ちを持って欲しい」という原田プロから選手の気持ちを実際に聞けたことで、キャディがどれ程選手に寄り添い、最高のパフォーマンスを発揮できるよう、さまざまな面から支えているのだということを再認識する、貴重な経験となりました。






その後、コースにでて原田プロに森本プロキャディが帯同する形での講習です。


まずティショットでの場面では、カートの位置や、雨天時に選手やクラブを濡らさずプレーをスムーズに進行するための動きを見本となり説明します。セカンドショットやグリーン近くではVoicecaddieTL1の距離計を使い、ピンまで残りの距離やバンカーの位置を把握し、どこを狙い、どのクラブを選択するか。ベテランキャディならではの選手の調子をみながらベストなルートを選択するコースマネージメントです。








バンカーショットの後には、レーキを使って素早くバンカーをならし、他の選手のプレーを妨げないようにする動きや注意点を説明し、アドバイスを聞きながら実際の動きにそって練習している参加者の姿もありました。





資生堂レディスオープン大会事務局長 石山氏による「強く、美しく、輝く時。」の大会テーマと共に、皆が笑顔になる大会になるようにとの熱い想いを聞き、私達も距離計を通じて選手とキャディをサポートしていくだけではなく、何かできることはないかと考えさせられました。


選手のプレーや、プロを支えるプロキャディ、そして戸塚CCのハウスキャディ、資生堂レディスに注目したいです。

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